夏が近づくと、保育園での水遊びが始まります。とはいえ「どのような服を着せればいい?」「水着はOKなの?」といった疑問を抱える保護者の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、保育園での水遊び(プール)に適した服装や用意する際のポイントについてご紹介します。また、準備しておきたいアイテムや濡れた服を持ち帰る方法についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
保育園での水遊び(プール)に適した服装とは?
まずは、保育園での水遊び(プール)に適した服装についてご紹介します。
- 保育園ごとのルールを確認する
- 指定がない場合は「動きやすく・乾きやすく・安全な」服装を選ぶ
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
保育園ごとのルールを確認する
保育園での水遊びに適した服装は、それぞれの園の方針により異なるため、事前に確認が必要です。水着が着用できない場合は、乾きやすく動きやすいTシャツや短パン、ラッシュガードなどが推奨されています。
また、安全面や着脱のしやすさから、装飾が多い服やワンピースなどは避けるよう求められるケースが多いです。このため、疑問点があれば早めに保育園に相談しましょう。さらに、名前の記入が必要な場合も多いため、名前つけのルールも確認しておくと安心です。
なお、おすすめの名前シールについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
指定がない場合は「動きやすく・乾きやすく・安全な」服装を選ぶ
保育園での指定がない場合は、機能性を重視した服装選びが大切です。とくに、濡れた後も快適に過ごせるよう、ポリエステルやメッシュなどの通気性・速乾性に優れた素材が適しています。
活発に動き回る子どもたちには、体を締め付けず、よく伸びる生地の服がぴったりです。また、安全の観点から、紐や飾りが付いていないシンプルなデザインが望ましく、ケガの予防にもつながります。実用性と安全性の両立を意識して選びましょう。
保育園で水遊び(プール)用の服装を用意する際のポイントは3つ
次に、保育園での水遊び(プール)用の服装を用意する際のポイントについてご紹介します。
- 速乾性があるか
- 子どもが着脱しやすいか
- 日焼けや虫刺されから保護できるか
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
速乾性があるか
水遊びの際に着る服は、体調管理の観点から素材選びに注意してください。とくに、水に濡れると冷えやすい綿素材は避け、乾きが早くて風通しの良いポリエステルやメッシュなどの生地がおすすめです。
濡れた服を長時間着たままでいると、体温が下がりやすくなるため、風のある日や気温が安定しない時期には注意が必要です。保育園によっては使用可能な素材が指定されている場合もあるため、園からの連絡を事前に確認し、適した準備を心がけましょう。
子どもが着脱しやすいか
水遊び用の服を選ぶ際は、子どもが自分で簡単に脱ぎ着できるかどうかも大切です。シルエットにゆとりのあるTシャツやウエストがゴムのズボンは、着替えの手間が少なくトイレの際もスムーズです。
保育士の負担が減るだけでなく、子ども自身が「自分でできた」という達成感を得られる機会にもなります。細かいボタンや濡れると貼りつく生地は避け、扱いやすさを重視した服装を心がけましょう。
日焼けや虫刺されから保護できるか
夏場の水遊びでは、紫外線や虫刺されから子どもを守るための工夫が欠かせません。ラッシュガードや速乾タイプの長袖シャツを着用すれば、肌の保護と快適さの両立が図れます。加えて、帽子の着用によって直射日光を避ければ、熱中症のリスクも軽減されます。
虫対策には、肌の露出を抑えた服装に加えて、子ども用の低刺激な虫よけスプレーを使うのも効果的です。園からの服装に関する細かな指示がないかも、事前に確認しておきましょう。
保育園での水遊び(プール)に準備しておきたいアイテム5選
次に、保育園での水遊び(プール)に準備しておきたいアイテムをご紹介します。
- ラッシュガード
- スイムパンツ
- 水陸両用Tシャツ
- 帽子
- サンダル
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
ラッシュガード
夏の水遊びに欠かせないアイテムとして、ラッシュガードは非常に便利です。とくに、長袖のタイプは、紫外線や虫刺されから肌を守るだけでなく、遊び中の転倒による軽い擦り傷も予防できます。
濡れてもベタつきにくく乾きが早い素材を選べば、着心地も快適です。子どもが好む色や柄を選べば、楽しさもいっそう広がります。
スイムパンツ
スイムパンツは、水遊びを安心して楽しむためのアイテムの1つです。とくに、トイレトレーニング中の子どもには、万が一の備えとして役立ちます。使い捨てタイプは手軽さと清潔さが魅力で、布タイプは繰り返し使える点が経済的です。
どちらを使用する場合でも、保育園での使用可否を事前に確認するようにしましょう。また、ずれにくくフィットするサイズを選べば、水着のなかでの不快感も減らせます。
水陸両用Tシャツ
水陸両用Tシャツは、水遊び用としても日常使いとしても活躍する便利なアイテムです。速乾性が高く、濡れても体にまとわりつかないため、体も冷えにくく快適に過ごせます。
デザインも普段のTシャツと変わらないものが多く、ラッシュガードを嫌がる子どもでも抵抗なく着られる点が魅力です。洗い替え用に何枚か用意しておくと、園での着替えや急な汚れにも対応しやすく、保護者にとっても安心です。
帽子
夏の水遊びでは直射日光による体温上昇を防ぐため、帽子の着用が欠かせません。日差しをしっかり遮れるつばの広いタイプや、風通しの良いメッシュ素材を選ぶと、熱がこもりにくく快適に過ごせます。
顎ひもが付いていれば、元気に動き回るなかでもずれにくく安心です。園によっては色や形が指定されている場合があるため、事前の確認を忘れずに行いましょう。濡れても形が崩れにくい帽子なら、繰り返しの使用にも耐えられて便利です。
サンダル
水遊びの際の足元は、安全性を重視したサンダルを選ぶことが大切です。脱げにくく、足にフィットするタイプのサンダルは、転倒やケガのリスクを減らしてくれます。かかとをしっかり固定できるデザインなら、活発に動く子どもでも安心です。
また、滑りにくい底材を使用したものを選ぶと、濡れた地面でも安定して歩けます。園によってはサンダルの使用が制限されている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
水遊び(プール)で濡れた服や水着を持ち帰る方法
水遊びの後は、濡れた服やタオルを清潔に持ち帰るための準備が必要です。そこでおすすめなのが、「プールバッグ」の活用です。防水加工が施されたプールバッグなら、濡れた衣類をそのまま入れても外に水が染み出しにくく、ほかの荷物を汚す心配もありません。
また、メッシュ素材や通気口付きのタイプなら、蒸れや臭いも軽減できます。デザインも豊富なため、子どもが好きなキャラクターや柄を選べば、保育園への登園も楽しみになります。
なお、保育園におすすめのプールバッグについては、こちらの記事でご紹介しています。
まとめ
本記事では、保育園での水遊び(プール)に適した服装や用意する際のポイント、準備しておきたいアイテムや濡れた服を持ち帰る方法についてご紹介しました。
保育園での水遊びは、子どもたちにとって楽しく成長につながる夏の大切な体験の1つです。服装を選ぶ際は、速乾性や動きやすさ、安全性を重視するのが基本です。
また、園ごとのルールをしっかり確認し、必要な持ち物や着替えを準備すれば、保護者も安心して保育園に送り出せます。ラッシュガードやスイムパンツなどの実用アイテムを活用し、子どもが快適に、そして安全に水遊びを楽しめるようサポートしていきましょう。