子どもの成長は早いため、小さい頃に買ったおもちゃではすぐに遊ばなくなりますよね。このような場合に便利なのが、おもちゃをレンタルできるサービスです。
本記事では、おもちゃがレンタルできるサブスクをご紹介します。また、選び方や利用するメリット・デメリットついても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
おもちゃのレンタルサービスとは?
おもちゃのレンタルサービスとは、一定の期間でおもちゃをレンタルできるサービスです。多くのレンタルサービスで取り扱うおもちゃは、主に0歳〜4歳児向けが多い傾向です。
利用料金は、月額定額制と借りた期間に応じて短期で支払うプランの2種類に分かれています。月額定額制では、多くの場合が5個程度のおもちゃを同時期に借りられます。
さらに、知育の専門家がセレクトしたおもちゃを提供しているサービスもあるため、子どもの創造力や集中力を伸ばしたい方にもおすすめです。
おもちゃのレンタルができるサービスの選び方は3つ
次に、おもちゃのレンタルができるサービスの選び方について解説します。
- 子どもの成長にあったおもちゃがレンタルできるか
- 衛生管理やメンテナンスが徹底されているか
- 退会や解約の手順が明確か
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
1.子どもの成長にあったおもちゃがレンタルできるか
おもちゃのサブスクを選ぶ際は、おもちゃの対象年齢を確認しましょう。お子さんの年齢に適したおもちゃがあるかが何よりも大切です。次に、それぞれのサービスが提供するおもちゃの種類と教育的な価値を評価しましょう。
とくに、お子さんの発達段階に応じたおもちゃが含まれているかどうかがポイントです。また、「おもちゃプランナー」と呼ばれる専門家がいるサービスを選べば、子どもの成長や興味に合ったおもちゃを提供してもらえる可能性が高いです。
2.衛生管理やメンテナンスが徹底されているか
おもちゃのサブスクを安心して利用するためには、衛生管理の徹底が不可欠です。赤ちゃんは、おもちゃを口に入れて遊ぶことが多いため、消毒やメンテナンスの徹底具合は気になりますよね。
まず、使用されている消毒液が口に入っても安全なものか確認してみてください。また、破損がないかのチェックも大切です。もし、破損があると、部品を誤飲するリスクがあります。これらの情報を公式サイトで明記しているサービスを選ぶと安心して利用できます。
3.退会や解約の手順が明確か
おもちゃのサブスクを選ぶ際は、解約や退会の手続きが簡単かどうかも大切です。「試しに加入してみたけれどやはり合わなかったので解約したい」と思った場合に、解約手順が不明瞭だと非常に困りますよね。
このため、入会前に公式サイトで解約方法が明確に記載されているか確認してみてください。わかりやすい解約手続きが用意されているサービスを選ぶと安心して利用できるだけでなく、万が一の時もスムーズに対応できます。
おもちゃをレンタルするメリットは3つ
次に、おもちゃをレンタルするメリットについて解説します。
- おもちゃを買いに行く手間がかからない
- 片付けや処分に困らない
- おもちゃの体験ができる
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
1.おもちゃを買いに行く手間がかからない
子どもの成長は本当に早いものです。「この間まで夢中になっていたのにもう遊ばなくなった」という経験は多くの親が共感できるのではないでしょうか。
成長と共に興味が移り変わるため、毎回新しいおもちゃを用意するのは大変です。どのようなおもちゃがいいのかを選ぶのも一苦労ですし、忙しい日々のなかでは買い物に行く時間もなかなか作れません。
このような場合に、おもちゃのレンタルサービスを活用すれば、おもちゃ選びの悩みや買い物の手間が省けて便利です。
2.片付けや処分に困らない
おもちゃのレンタルサービスを利用する場合、子どもが遊ばなくなったおもちゃは返却ができるため、収納スペースや処分方法に悩む心配がありません。
また、大型のおもちゃなどは購入する前にレンタルで試せるため、合わなければ購入する必要もありません。さらに、不要なおもちゃをフリマアプリで販売する手間も省けるため、忙しい親にとっては大きな助けになります。
3.おもちゃの体験ができる
知育玩具や木製のおもちゃの購入を検討する際に、値段がネックになるケースがよくあります。とくに、短期間しか使わない状況を考えると購入をためらうのも無理はありません。
しかし、おもちゃのレンタルサービスでは、子どもが特定の知育玩具に興味を示した場合、まずはレンタルで試せます。気に入れば購入もできますし、次の月に新しいおもちゃをレンタルすれば、常に新しいおもちゃを楽しめます。
このように、レンタルサービスは費用対効果が高く、子どもの成長に合わせた柔軟な選択が可能です。
おもちゃをレンタルするデメリットは3つ
次に、おもちゃをレンタルするデメリットについて解説します。
- 毎月の固定費がかかる
- おもちゃの届く期間が空く場合がある
- 新品のおもちゃでは遊べない
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
1.毎月の固定費がかかる
おもちゃの購入は、一度の支払いで済むため追加の費用はかかりません。しかし、おもちゃのレンタルサービスを利用する場合は毎月の料金が必要です。
料金はサービスによって異なりますが、毎月の固定費として計上されるため、家計にとって負担になる可能性があります。サブスクのサービスを検討する際には、自分の予算内で無理なく支払いが可能か確認するようにしてください。
2.おもちゃの届く期間が空く場合がある
いくつかのレンタル会社では、現在借りているおもちゃを返却しないと新しいおもちゃを受け取れない場合があります。この場合、手元におもちゃがない期間があるため、子どもがおもちゃで遊べなくなる可能性があります。
レンタルサービスを利用する際は、各社のサービス内容を事前に確認し、おもちゃが手元にない期間ができないプランを選ぶのがおすすめです。
3.新品のおもちゃでは遊べない
おもちゃを購入する場合は、常に新品のきれいなおもちゃを手に入れられますが、レンタルサービスでは中古品が多く含まれるため、新品のおもちゃで遊べない点がデメリットです。
とくに、赤ちゃんがおもちゃを口に入れる場合を想定すると、衛生面が気になる方も多いのではないでしょうか。もし、衛生面が気になる場合は、消毒やメンテナンスを公式サイトで明示しているサービスを選びましょう。
おもちゃがレンタルできる人気のサービス5選
次に、おもちゃがレンタルできる人気のサービスをご紹介します。
- And TOYBOX(アンドトイボックス)
- Cha Cha Cha(チャチャチャ)
- Toysub!(トイサブ!)
- おもちゃのサブスク
- キッズ・ラボラトリー
それぞれのサービスについて詳しくみていきましょう。
1.And TOYBOX(アンドトイボックス)
参考:【And TOYBOX】
And TOYBOX(アンドトイボックス)は、総額15,000円分のおもちゃを2か月ごとに4〜6個も提案してもらえる定額制知育玩具レンタルサービスです。
料金は往復送料込みで3,278円(税込)から始まり、プラス330円でプレミアムプランにアップグレードが可能です。プレミアムプランでは、おもちゃの事前選定や変更が可能で、既に持っているおもちゃと重複しないように調整もできます。
また、契約は最低2か月からで、専任の保育士がLINEを通じて個別のプランを提案しており、保育士の経験を活かした最適なおもちゃ選びが魅力です。さらに、おもちゃのクリーニングには、調剤薬局が監修した特殊な薬剤を使用し、安全性も確保されています。
2.Cha Cha Cha(チャチャチャ)
参考:知育玩具のサブスクリプション 【Cha Cha Cha】
Cha Cha Cha(チャチャチャ)は、子どもの発達に合わせたおもちゃをレンタルできるサービスです。月額3,190円(税込)で利用でき、定価17,000円以上のおもちゃ6〜7点のセットをお試しできます。
また特別支援教育プランでは、発達が気になる子ども向けに専門的なおもちゃを提供したり、学研ステイフル監修プランでは、5歳向けにプログラミングや育脳に特化したりしているのが特徴です。
ほかにも、スタッフが個別の発育段階に合わせておもちゃを選定し、親の悩みに寄り添った提案が魅力です。傷や破損の弁償も不要で、おもちゃを簡単に交換ができるシステムも整っています。
3.Toysub!(トイサブ!)
参考:知育玩具・おもちゃのサブスク定額レンタル【トイサブ!】 (toysub.net)
トイサブは、子どもの月齢に合わせた個別プランがあり、対象年齢は0歳から4歳で、2か月ごとに子どもの成長に応じたおもちゃが6点届けられます。
それぞれのおもちゃには遊び方の解説シートも付いており、利用料金は往復の送料込みで3,674円(税込)です。このサービスでは、積み木やトラックコース、ごっこ遊び用具などさまざまなおもちゃを取り扱っていますが、大型遊具やお風呂用おもちゃ、キャラクター付きのものは対象外となります。
また、おもちゃを気に入った場合は、延長料金はかからずにレンタルの延長や購入も可能です。破損については基本的に弁償不要ですが、紛失の場合は1,000円を上限に弁償が必要となります。
4.おもちゃのサブスク
参考:おもちゃのサブスク【公式】 | 子どもの成長、教育を第一に考えた知育玩具をレンタルで!
おもちゃのサブスクでは、子どもの成長と学びを重視し、厳選された知育玩具が定期的に届きます。また、おもちゃだけでなく、絵本もプロによって子どもの年齢や性別に合わせて、毎回2冊が選ばれて届くのが特徴です。
さらに、おもちゃには使用限度が設定されており、常に高品質のおもちゃが提供されるように工夫されています。コストパフォーマンスにも優れており、絵本は返却の必要がありません。
5.キッズ・ラボラトリー
参考:五感を育てる木製の知育玩具が使い放題 (kids-laboratory.co.jp)
キッズ・ラボラトリーは、親の希望や子どもの興味に合わせて個別にプランを作成しており、おもちゃの返却期限はありません。気に入ったおもちゃはそのまま購入もでき、初回購入者には30日間の全額返金保証がついている点も嬉しいポイントです。
また、同居している兄弟は半額でサービスを利用できる特典もあります。さらに、毎月おもちゃを交換できるプランもあり、とくに、0〜2歳の子ども向けの知育玩具は種類も豊富です。
おもちゃのレンタルでよくある3つの質問
最後に、おもちゃのレンタルでよくある質問について解説します。
- おもちゃを壊したり紛失してしまった場合どうなる?
- おもちゃのサブスクは何歳ぐらいから始める人が多いの?
- 知育玩具で遊ぶことの効果は?
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
質問1.おもちゃを壊したり紛失してしまった場合どうなる?
おもちゃを壊してしまった場合、不可抗力であれば多くのサービスに補償が付いているため安心してください。ただし、紛失した場合は弁償が必要です。
また、レンタル会社によっては弁償金額の上限が設定されているサービスもあるため、事前に内容を確認しておくと安心です。
質問2.おもちゃのサブスクは何歳ぐらいから始める人が多いの?
おもちゃのサブスクの対象年齢は、多くのサービスが0歳3か月程度からです。生後2か月までは寝ている時間が多い赤ちゃんも、この時期から視覚や聴覚が発達しはじめるため、色や形や音に反応するようになります。
これが生後3か月程度からおもちゃのサブスクをはじめる方が多い理由です。
質問3.知育玩具で遊ぶことの効果は?
知育玩具の多様性と効果については、子どもの成長に大きな影響を与えることが広く認められています。知育玩具は子どもの発達段階に合わせて設計されており、とくに幼児期には効果が顕著で、非認知能力と呼ばれる社会生活に必要なスキルを育むのに役立ちます。
たとえば、コミュニケーション能力や思考力、協調性など、学校の成績に直結しない能力を高めるのに効果的です。また、知育玩具で遊ぶことで自然に文字や数字に触れ、学習への興味を引き出せます。さらに、パズルやブロック遊びを通じて、集中力や思考力、想像力を養えるのも知育玩具の大きな魅力です。
まとめ
本記事では、おもちゃがレンタルできるサブスク5選やサービスの選び方、レンタルサービスを利用するメリット・デメリットついて解説しました。
おもちゃのサブスクは、子どもの成長に合わせておもちゃを定期的に入れ替えられる点が魅力です。成長速度の早い子どもに適したおもちゃを購入し続けるのは、時間とお金の負担が大きいものです。
しかし、レンタルサービスを利用すれば、リーズナブルに子どもの成長をサポートでき、おもちゃを買いに行く手間もかかりません。ぜひ、この記事を参考におもちゃのサブスクを活用してみてはいかがでしょうか。