赤ちゃんの様子を離れた場所から見守れるベビーモニターは、育児中の不安をやわらげてくれる心強いアイテムです。しかし、Wi-Fiの有無やカメラの性能、操作性など、選ぶポイントが多く「どれを選べばいいの？」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ベビーモニターのおすすめ12選をご紹介します。また、ベビーモニターを使用するメリットや使用する際の注意点、選ぶ際のポイントもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ベビーモニターを使用するメリットは3つ
まず、ベビーモニターを使用するメリットについてご紹介します。
- 家事や仕事中に赤ちゃんを見守りできる
- 赤ちゃんを起こさずに様子が確認できる
- 見守り以外の機能も活用できる
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
家事や仕事中に赤ちゃんを見守りできる
赤ちゃんを見守るベビーモニターは、育児と家事の両立に役立つアイテムです。高画質の映像と音声で、離れた場所でも赤ちゃんの様子を把握できます。
泣き声や動きに反応する通知機能があれば、異変にもすぐに気づきやすいです。さらに、温度変化やわずかな動きまで検知できる機種もあり、より安全な環境づくりをサポートしています。赤ちゃんを起こさず静かに見守れる点も、育児中の親にとって大きなメリットです。
赤ちゃんを起こさずに様子が確認できる
ベビーモニターがあれば、赤ちゃんの様子を離れた場所から確認できるため、寝かしつけた後に部屋へ出入りする必要がなくなります。ドアの開閉音や足音で赤ちゃんを起こしてしまうリスクを減らせるため、静かな睡眠環境を保ちやすくなります。
赤ちゃんが泣いた際もすぐに様子を確認できるため、すぐに駆け寄らずに見守る対応も可能です。ベビーモニターがあれば、赤ちゃんの自立した入眠を促すこともできます。
見守り以外の機能も活用できる
ベビーモニターは赤ちゃんを見守るだけでなく、育児をサポートする多機能性も魅力です。ナイトライト機能があれば暗い室内でも安心して授乳やお世話ができ、授乳タイマーを活用すればリズムの管理にも役立ちます。
また、ホワイトノイズや子守歌の再生機能が搭載されたモデルなら、赤ちゃんの入眠をやさしくサポートしてくれます。使うシーンを想定して、必要な機能が揃ったモデルを選ぶことが快適な育児への近道です。
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ベビーモニターを購入する際の注意点
ベビーモニターは便利な育児アイテムですが、すべての家庭にとって必須とは限りません。たとえば、ワンルームやリビングと寝室が隣接している住宅では、赤ちゃんの様子を把握しやすいため、モニターを使わずに過ごせる可能性が高いです。
また、家族のサポートが十分にある環境では見守りの負担が分散され、導入の必要性を感じにくいケースもあります。生活スタイルや住環境に応じて、本当に必要かどうかを検討することが大切です。
ベビーモニターを選ぶ際のポイントは7つ
次に、ベビーモニターを選ぶ際のポイントについてご紹介します。
- 画面の解像度
- セキュリティの高さ
- ナイトビジョン機能の有無
- 画角の広さ
- 操作性
- 接続可能なカメラの台数
- 設置方法
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
画面の解像度
ベビーモニターを選ぶ際には、カメラの解像度も重視したいポイントです。解像度が高ければ、赤ちゃんの表情や小さな動きまでくっきり映し出せるため、異変にも気づきやすくなります。
とくに、スマートフォンと連携して映像を見るタイプでは、モニター側の性能が低いと映像が粗くなりがちです。また、録画や写真を残したい場合にはフルHD対応のモデルが適しており、専用モニタータイプの場合は、HD画質があれば日常の見守りには十分対応できます。
セキュリティの高さ
ベビーモニターは育児のサポートに便利ですが、通信方式によってはセキュリティ面への配慮が必要です。Wi-Fiを利用するスマホ連携タイプは利便性が高い一方で、外部アクセスのリスクがあるため、アプリの設定や通信の暗号化などの対策が不可欠です。
これに対し、ネット接続を使わずにカメラとモニターが直接つながるタイプは、外部からの侵入リスクがなく、プライバシー面で安心感があります。
なお、ベビーモニターって怖くないの？と悩んでいる方は、こちらをチェックしてみてください。
ナイトビジョン機能の有無
夜間の見守りには、暗い環境でも映像が確認できるナイトビジョン搭載のベビーモニターがおすすめです。赤ちゃんの寝姿や寝返りの様子を暗闇でもしっかり映し出せるため、何度も部屋に足を運ばずにすみ、親の負担も軽減されます。
とくに、赤外線による自動切り替え機能を備えたモデルなら、照明の有無にかかわらず映像が安定しています。
画角の広さ
赤ちゃんが成長して動き回るようになると、広範囲をカバーできるベビーモニターが役立ちます。カメラのリモート操作機能があれば、寝返りやハイハイで移動する様子も追跡しやすく、見守りの精度が高まります。
また、ズーム機能付きなら、細かな様子まで確認できて安心です。固定カメラでは映せない範囲まで対応できるモデルを選ぶことで、赤ちゃんの安全確保と保護者の負担軽減の両立がしやすくなります。
操作性
育児中は操作が簡単なベビーモニターが便利でおすすめです。とくに、面倒なWi-Fi設定やアプリのインストールが不要なモデルは、電源を入れるだけで使用できるため、機械に不慣れな方でもすぐに扱えます。
専用モニター付きのタイプなら、通知を待たずにその場で映像を確認できるため、赤ちゃんの様子を即座に把握できて安心です。忙しい育児の合間にも手間なく使える点が、長く使い続けたくなる理由につながります。
「ベビーセンス HDS2」は、面倒なWi-Fi設定やアプリ連携が一切不要です。届いたその日からすぐに使える簡単操作で、機械が苦手な方にも選ばれています💡
接続可能なカメラの台数
家庭内で複数の場所を見守りたい場合は、カメラの増設に対応したベビーモニターが便利です。一台のモニターで複数のカメラの映像を切り替えて確認できるモデルなら、赤ちゃんの部屋だけでなく兄弟姉妹の部屋やリビングの様子もチェックできます。
設置場所に応じてカメラを追加できるため、子どもの成長や生活スタイルに合わせた柔軟な使い方が可能です。購入前には、最大接続台数や同梱カメラ数をしっかり確認しておきましょう。
設置方法
ベビーモニターを選ぶ際は、設置方法も重要なポイントです。据え置きタイプは設置が簡単で安定性があり、移動も手軽にできるため使い勝手に優れています。
一方、壁掛けタイプは視野を広く確保できるメリットがありますが、設置には工夫が必要です。また、赤ちゃんの動きに応じてカメラが自動で追尾するオートトラッキング機能を備えたモデルもあり、動き回る月齢の子どもにも対応できます。
設置する場所や使い方に合わせて最適なベビーモニターを選びましょう。
なお、ベビーモニターの設置場所については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
ベビーモニターのおすすめ12選
次に、おすすめのベビーモニター12選をご紹介します。それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。
ベビーセンス こども用見守りカメラ＆高画質ベビーモニター HDS2
参考：Babysense 
カメラの可動域が広く、赤ちゃんの動きにしっかり対応できる「ベビーセンス こども用見守りカメラ＆高画質ベビーモニター HDS2」は、成長にあわせた長期的な見守りに最適です。
水平360度、垂直90度の首振り機能で部屋全体をカバーできるだけでなく、ズーム機能により細かな赤ちゃんの様子も確認が可能です。ナイトビジョンや音声通話、子守歌再生といった機能も充実しており、暗い室内でも安心して使用できます。
また、最大で4台のカメラの増設が可能なため、兄弟姉妹の見守りや複数部屋の同時管理にも柔軟に対応でき、利便性の高いベビーモニターです。
パナソニック KX-HC705
暗い環境でも安心して使える「パナソニック KX-HC705」は、周囲の明るさに応じて自動で切り替わるナイトモードが搭載されています。赤外線LEDにより、夜間でも赤ちゃんの様子をクリアに確認可能です。
また、DECT準拠方式による安定した接続により、ほかの無線機器との干渉を避けてスムーズな通信を実現できます。
YISSVIC ベビーモニター
コストを抑えつつ実用性を重視したい方には、基本機能をしっかり備えた「YISSVIC ベビーモニター」がおすすめです。インターネット接続が不要なタイプで、設定もシンプルでセキュリティ面の心配も少なく、機械に不慣れな方でも扱いやすい点が魅力です。
また、最大4台までカメラを増設でき、兄弟姉妹の見守りや複数の部屋を一括管理したい場合にも役立ちます。ただし、モニターからの遠隔操作で画面の位置が調整できないため、寝返りやハイハイが活発な赤ちゃんの場合は、注意が必要です。
アンカー・ジャパン「Eufy IndoorCam 2K Pan & Tilt」
参考：Eufy Indoor Cam 2K Pan & Tilt | セキュリティ / ペットカメラの製品情報 | Anker Japan 公式オンラインストア
AI機能を活用したスマートな「Eufy IndoorCam 2K Pan & Tilt」は、赤ちゃんの動きを感知すると自動でスマホに通知を送信します。通知の条件やタイミングは、自宅と外出先で個別に設定できるため、生活スタイルに合わせた柔軟な見守りが可能です。
カメラは水平360°、垂直96°の広範囲に対応し、スマホから遠隔で視点の調整も簡単です。一方で、スマホに接続して使用するには、「Eufy（Anker）のアカウント作成」と、「Wifi設定」が必要なため、機械操作に不慣れな方には、煩わしさがあるかもしれません。
SecuSTATION セキュベビーネット SC-TB53K
参考：SC-TB53K サポート | SecuSTATION（セキュステーション）【公式】 / 新鋭株式会社
「セキュベビーネット SC-TB53K」は、専用モニターに加えてスマートフォンでも赤ちゃんを見守れるデュアル対応のベビーモニターです。専用アプリ「Smart Life」を使用すれば、外出先からでもリアルタイムに映像を確認できます。
高画質の300万画素により、スマホ画面でも細部まで鮮明に映し出せます。また、赤ちゃんの動きを追尾する自動追跡機能や、動体検知通知に対応しており、目を離していても変化にすばやく気づけます。
I-O DATA「Qwatch」TS-NS410W
参考：AI＆5つのセンサー搭載 ネットワークカメラ「Qwatch（クウォッチ）」TS-NS410W
安全性を重視する家庭に最適な「Qwatch」TS-NS410Wは、外部サーバーを経由せずに映像をスマホやPCへ直接送信できる設計が魅力です。通信内容は暗号化され、プライバシー保護の面でも信頼性が高く、第三者からの不正アクセスを防ぎます。
さらに、動作や人感、音、温度、湿度の5種類のセンサーを搭載し、AIによる人の動きだけを識別する機能も備えています。異常を検知すると即座に通知が届くため、赤ちゃんの環境変化にも素早く対応可能です。
トリビュート ワイヤレスベビーカメラ BM-LTL2
トリビュートの「ワイヤレスベビーカメラ BM-LTL2」は、専用モニター付きで遠隔操作によるカメラの角度調整が可能です。赤ちゃんの寝返りや移動にも対応でき、成長に合わせた柔軟な見守りができます。
オートトラッキング機能も搭載しており、赤ちゃんの動きを自動で追尾できます。さらに、赤外線ランプが目立たないナイトビジョンにより、暗い室内でも眠りを妨げずに映像の確認が可能です。
EZVIZ CS-TY12MP
参考：EZVIZ（イジビズ） TY1 – あなたを完全にカバー- 一日中＆一晩中
「EZVIZ CS-TY12MP」はスマホ連携タイプで使いやすい、コンパクトながら高性能なベビーモニターです。専用アプリを使えば、外出先や別室からでもカメラ操作と映像確認が可能です。
自動で動きを検知して追尾する機能が搭載されており、赤ちゃんが移動しても常に様子を把握できます。さらに、高出力の赤外線LEDにより、暗所でも最大約10mの距離まで鮮明な映像を映し出せるため、広い空間での使用にも適しています。
TP-Link Tapo C225 パンチルトスマートAI Wi-Fiカメラ
参考：Tapo C225 | パンチルトスマートAI Wi-Fiカメラ | TP-Link 日本
「Tapo C225」は、スマートAIを搭載し、赤ちゃんの泣き声や異常な音を正確に検知してスマートフォンへ即時通知してくれる高性能ベビーモニターです。動作検知と連動する自動追尾機能により、赤ちゃんの動きを逃さずカメラが追従します。
400万画素の高解像度と広い首振り範囲（水平360°・垂直149°）により、部屋全体を死角なく見守ることが可能です。暗所でも明るく映せるレンズ設計で、昼夜問わず安定した映像確認ができます。
リッチェル「見守りカメラ LOOK」
参考：見守りカメラ LOOK | リッチェル公式ウェブショップ
「見守りカメラ LOOK」は、コンパクトかつシンプルなデザインで、インテリアに自然に溶け込みます。カメラは水平360°・垂直100°まで可動し、赤ちゃんの動きを自動で追尾します。
また、動きや大きな音を検知するとスマートフォンへ通知が届くため、異変にも素早く対応が可能です。ナイトモードや双方向通話機能も搭載されており、暗い部屋でも映像が鮮明で、声かけの機能も搭載しています。
Sense-U 2K PTZ ベビーカメラ
「Sense-U 2K PTZ ベビーカメラ」は、赤ちゃんの泣き声や寝返りなどの動きを検知し、スマートフォンへ即時通知する高機能モデルです。ナイトビジョンや双方向通話機能を備えており、昼夜を問わず安心して見守ることができます。
さらに、別売りのSense-U Babyモニターと連携すれば、呼吸や体温、睡眠姿勢のチェックも可能になります。映像だけでなく、健康面も包括的に管理できる点が魅力です。
水鏡 JA-CA43
300万画素の高解像度を誇る「JA-CA43」は、赤ちゃんの様子を鮮明に映し出せる点が魅力です。スマートフォンからカメラの向きを350°まで遠隔操作でき、見守りたい範囲を自在に調整できます。
赤外線機能を備えており、暗い部屋でもクリアな映像を確認できます。さらに、マイクとスピーカーを内蔵しているため、赤ちゃんに声をかけたり泣き声を聞いたりと、双方向のコミュニケーションもスムーズです。
【年齢別】ベビーモニターの活用シーン
最後に、年齢別のベビーモニターの活用シーンをご紹介します。
- 新生児〜1歳ごろ
- 1〜2歳ごろ
- 2〜3歳以降
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
新生児〜1歳ごろ
新生児期は夜間の授乳や寝返りによる事故への不安が大きく、常に様子を確認したくなる時期です。この時期に、ナイトビジョン機能付きのベビーモニターがあれば、暗い部屋でも赤ちゃんの様子をクリアに確認できるため、夜中に何度も起きて様子を見に行く必要がありません。
また、映像と音で赤ちゃんの異変に素早く気づけるため、別室で家事や仕事をしている場合でも安心です。
なお、うつ伏せ検知機能の必要性が気になる方は、こちらをチェックしてみてください。
1〜2歳ごろ
1歳を過ぎると行動範囲が一気に広がり、好奇心も旺盛になるため、目を離すのが心配な時期です。そんなときに、ベビーモニターがあると別室での遊びやお昼寝中の様子をしっかり確認でき、家事や用事を安心してこなせます。
音や動きを感知して自動で通知してくれる機能があれば、赤ちゃんの変化にすぐ気づくことができ、常にそばにいなくても見守りが可能になります。
1〜2歳の行動範囲の広がりには、首振り・ズーム・カメラ増設対応の「ベビーセンス HDS2」が大活躍します。活発な赤ちゃんの動きも見逃さず、別室にいても安心して見守れます😊
2〜3歳以降
2歳を迎えると、子どもは活発に動き回るようになり、予想外の行動をとるケースも増えてきます。この時期には、ベビーモニターを使った見守りが単なる観察から、家庭内の安全対策としての役割を担うようになります。
とくに、別室にいる際には、リビングや遊び部屋での様子をモニターで把握することで、事故を未然に防げます。広範囲を映せる首振り機能や、拡大して確認できるズーム機能があれば、より安心した見守りが可能です。
なお、ベビーモニターはいつまで使うの？と悩んでいる方は、こちらをチェックしてみてください。
まとめ
本記事では、ベビーモニターのおすすめ12選やベビーモニターを使用するメリット、使用する際の注意点、選ぶ際のポイントについてご紹介しました。
ベビーモニターは、赤ちゃんの安全を見守りながら、ママやパパが自分の時間を確保するための大切なサポートアイテムです。選ぶ際は、解像度やセキュリティの高さ、画角の広さ、操作性などをしっかり比較しましょう。
とくに、Wi-Fiを使わないタイプはセキュリティ性が高く、操作もシンプルなため、はじめて使う方にも安心しておすすめできます。また、赤ちゃんの成長に合わせて用途も変化するため、長く使える機能があるモデルを選ぶと失敗しにくいです。
今回ご紹介した選び方や年齢別の活用法、おすすめモデルを参考に、ご家庭の環境や育児スタイルにぴったり合う1台を見つけてみてください。
機能もセキュリティも妥協したくないなら、Wi-Fi不要＆高画質の「ベビーセンス HDS2」がおすすめです。家族の成長に寄り添う頼れる1台で、安心の子育てをサポートします🌙
